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明治40年、大森六介は木工指物職人として一人歩み始めました。そして、大正5年に現在の地に居を構えたのです。やがて弟子も受け入れ、家具や住宅の建具などの木工製品の制作業務をおこないました。 それらの事業は世襲により代々引き継がれ、時代の変化にあわせて、業務内容も対応してきました。
昭和40年代ごろ、アルミサッシが登場し、アルミサッシの取り扱いもはじめました。それまで、住宅外部の窓は木製でしたが、急速にアルミ製のサッシに移行していったのです。 住宅の建具の内部は木製、外部はアルミ製という使い分けになったのです。常に住宅建具の全般に対応できるよう、業務内容も変化していきました。
また、特殊な業務として、昔から、葬儀の棺箱は建具屋がつくるしきたりがありました。近所に不幸ができると、真っ先に建具屋へ知らせが来て、急遽、棺箱を作ってくれとの依頼を受けたのです。「坊さんより先に建具屋へ行け」というほど、すぐに知らせが届きました。土葬の棺は、組内(近所の協力仲間の集まり)ごとに棺の大きさに違いがあり、製作に日数を要したためです。時代は土葬から火葬へ、自宅葬から式場葬へと変化しました。それに対応し、葬儀式場「セレモニーころふじ」も運営をはじめました。
1世紀まえに、創業者「六介」が、地域の人々に支えられて業務の基礎を築きあげた原点を忘れず、地域の要望にそった運営を模索していくことが大切であると考えます。業務を通して地域に恩返しができればという、「地域還元型」の会社を目指して行きます。
会社概要
社 名 大森有限会社 代表者 代表取締役社長 大森勝夫 [大子町議会議員] 所在地 〒319-3361 茨城県久慈郡大子町頃藤4952 TEL 0295-74-1213 FAX 0295-74-0130 E-MAIL info@omori-company.com 設 立 平成11年5月 資本金 300万円 従業員数 8名 取引銀行 常陽銀行大子支店 つくば銀行大子支店 事業内容 アクセスマップ
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